アイコンといえば、プログラムを起動するためのマウスでクリックするボタンですね。とても小さな絵なのに、そのプログラムの特徴をよく表すようにデザインされています。マックで使われ始め Windows で一般化したと思われていますが、起源はずっと古いものです。携帯用コンピュータ（ダイナブック）の構想で有名な Alan Kay は１９６０年代にもうアイコンに近いものを考えていました。「アイコン」という言葉は１９７３年に Stanford 大学の David Canfield Smith がはじめて使ったといわれています。
アイコンは英語で icon ですが、元来はキリスト教の聖像です。この意味の場合日本語でイコンといいます。そして、もっと古くは「形」という意味のギリシャ語の（エイコン）にまで遡れます。
ところで、アイコンにも著作権があるのですが、よいデザインはフリーにして共有していただきたいものです。同じ用途なのにソフトによってアイコンが違うなんてユーザーは混乱するばかりですよね。 --- Y.O. ---
