インターネットによる授業サポートの取り組み

大同工業大学・建設工学科・土木工学専攻

1.はじめに

 大同工業大学・土木工学専攻では,1997年10月から,インターネットを用いた学生の授業サポートを始めました.このページは,本専攻のシステムの概要を説明するとともに,大学の学部/学科/教室単位で比較的簡単に構築できるイントラネットシステムについて紹介するものです.
 このシステムでは,主として,@インターネットによる授業内容の質問/回答/討議,Aオフィスアワー,BE-mail によって授業サポートを行います.授業サポートの概要は,左記の目次の「機能一覧」をクリックして見ることができます.時間割,カリキュラム,行事予定等,日頃の授業や学生生活に必要な事柄をオンラインで学生の皆さんにお知らせするものです.


2.Academic Support のメニューの説明

 授業サポートを起動すると,土木工学専攻の最新ニュースとサポートメニューが表示されます.

 ホームページ表紙の左側の部分が Academic Supprot のメニューです.また,右側には,重要なトピックスをまとめた土木工学専攻のヘッドラインニュースが表示されます.ニュースについては,枠内の青字タイトルをクリックすると,内容を閲覧できます.付きタイトルは,掲載後5日以内の最新ニュースです.ここに表示されるニュースは随時入れ替わります.
 左側メニューの白抜き文字の部分をマウスで左クリックすると,それぞれのページにジャンプします.サポートメニューの説明は以下のとおりです.

3.授業サポートの利用方法

 ホームページの授業サポートをクリックすると,ディスプレイの最上段に,以下のようなタイトルバーが現れます.


 ▼,▲により,二つのメニューを切り替えて利用できます. をクリックすると,最初の画面に戻ります.

 以下に,授業サポートの利用方法を簡単に説明します.

3.1 学生掲示板の閲覧/問い合わせ

 授業に関する連絡事項を掲示しています.タイトルバーの「掲示板」をクリックすると,次の画面が現れます.

 表示されるデータは教員が指定した掲示期間内のものだけです.付きデータは掲示後5日以内の新しいものを意味します.期限が過ぎると非表示になりますので注意して下さい.
 この掲示板の右上にある は,それぞれ データ再読み込み,前の12件,次の12件を示します.これらのボタンの左の数字は,現在のページ/総ページ数を意味します.右下の[ROOT+SUB]ボタンを押すと階層表示も可能です.掲示内容に対する問い合わせや回答も同時に表示できます.連絡事項の左のフォルダーアイコンをクリックすると,たとえば次のように連絡内容を確認することができます.

 この画面の[青字]のタイトルをクリックすると,自分の投稿したデータの場合を削除できます.ただし,オリジナルな質問内容や投稿データへの回答or問い合わせがある場合は削除できません.データ番号[# **] の左のアイコン をクリックすると,そのデータに対しての疑問点を問い合わせることができます.たとえば,上の #26 のデータのアイコンをクリックすると,次の画面が現れます.必要事項を書いて,書き込みボタンを押すと,#27 のように登録されます.

なお,上述の掲示板の一覧表示画面において,フロッピーディスクのボタンが表示されている場合,その掲示内容には添付ファイルが付いています.掲示内容を表示させると,添付ファイルが何のファイルであるかがわかるアイコンが現れます.このアイコンを押すと,教員が作成した資料(ファイル)を閲覧したり,ダウンロードできます(4.FTPサーバーの利用方法を参照).

3.2 質問用紙

 タイトルバーの質問用紙をクリックすると,左右2つのフレームが現れます.左に区分系別の科目検索の画面,右に簡単な説明が表示されます.左フレームでは,次のように,区分系選択と科目選択の画面が表示されます.

 左フレームで質問したい科目の区分系をマウスでクリックすると,その系の科目が一覧表示され,[シラバス表示]メニューが現れます. [シラバス表示]で科目名をクリックすると,シラバスを確認できます.ただし,右フレームの質問用紙に記入しながらシラバスを表示させると,質問欄の内容は保存されませんので,シラバスは質問事項を記入前に確認して下さい

 科目一覧から質問したい科目をマウスでクリックすると,次のような質問用紙が右フレームに表示されます.空色の項目部分に必要事項を記入して送信して下さい.

 

  • 四角で囲まれた入力欄に質問内容を簡潔に書いて,最後に送信ボタンを押せばOKです.
  • 学籍番号と氏名を正しく記入しないと質問は受け付けません.
  • 次に示す回答欄には学籍番号と氏名は表に現れません
  • 質問した内容が次のデータ一覧表示の画面に表示されない場合は,[UpDate] ボタンを押して下さい.

    3.3 Q&A回答閲覧

     上記の質問に対する回答は,タイトルバーの「Q&A」をクリックして閲覧することができます.回答は学生間で共有できるように,質問すべてに対して表示されます.

     画面右下にある[ROOT+SUB]ボタンを押すと,次のように,オリジナルな質問とそれに対する回答や問い合わせ事項を階層表示できます.

      付きデータは,質問/回答掲示後5日以内の新しいものを意味します.討議事項の左のフォルダーアイコンをクリックすると,その質問に対する教員からの回答内容や他の教員・学生からの討議内容を確認することができます.

     この画面で表示された討議事項について,さらに質問がある場合には,データ番号[# **] の左のアイコン をクリックすると,そのデータに対しての疑問点を問い合わせることができます.

     Q&A掲示板の使い方は,上述の学生掲示板と同じです.なお非常勤講師の先生方に対する質問については,専任教員が非常勤講師の先生方に連絡して,必ず回答します.どしどし質問して下さい.

    3.4 オフィスアワー

     タイトルバーにあるオフィスアワーをクリックすると,オフィスアワーの概要とカレンダーおよび登録時間表が現れます.


    オフィスアワーの概要


    カレンダー

     選択欄@で教員を指定すると,各教員の対象科目や注意事項を見ることができます.各教員のオフィスアワーの時間は随時更新されますので注意して下さい.


    教員のオフィスアワーの対象科目/注意事項等の表示例

     選択欄Aで教員を指定すると,各教員の開講時間を確認できます.インターネットによる上記の質問用紙やE-Mailで質問内容をうまく伝えられないときに利用して下さい.


      オフィスアワーの開講時間表示例

    3.5 その他(レポートやAAセミナーのサポート)

    • 授業中の課題(レポート)の解答例等については,今後このホームページに随時掲載していく予定です.掲示板を通じて連絡します.
    • レポート作成等に関係する質問で質問用紙に書ききれない内容はメールを使用して下さい.また,質問内容がEXCELやWORDを使った方が説明しやすい場合,メール送信時に添付ファイルとして送信して下さい.AL-MAILの添付ファイルの使い方については,センター常駐の職員に尋ねて下さい
    • AAセミナーについては,指導教員が対応します.教員の研究室を直接訪ねて下さい.時間を予約したい場合は,E-Mailを利用して下さい.授業サポートのAAセミナーをクリックして,各教員のE-Mailアドレスを調べて下さい.

    4.FTPサーバーの利用方法

     FTPとは File Transfer Protocol の略です.FTPには2つの操作があります.1つは各種ファイルやソフトウェアをFTPサーバーに登録する操作(アップロード),他の1つはFTPサーバーからそれらを取り出す操作(ダウンロード)です.
     このFTPサーバーには,専門科目の学習に必要な Ms-Word の文書ファイルや Ms-Excel のファイルを教員が随時アップロードします.学生の皆さんは,とくに特別な操作を必要とせずに,それらをダウンロードできます.詳細は授業サポートの中の利用方法をよく読んで下さい.
     学習にどのような資料が必要であるかは,必ず授業掲示板に掲示します.アップロードしたファイルは,原則として,学生掲示板に通知してから約2週間で削除します.


    APPENDIX

    A-1 システムの構成
    • サーバー用マシン
      • 本体:Gateway G6-266
      • HDD: 4GB(SCSI),メモリ:128MB
      • 15インチ・カラーディスプレイ
    • サーバーで用いている基本ソフトウェア
      • Microsoft Windows NT Ver4.0 Server and Service Pack 2 & 3
      • Microsoft IIS Ver3.0 (Internet Information Server)
      • Microsoft SQL Server Ver6.5
      • Microsoft ASP Ver1.0 (Active Server Page)
      • Microsoft Posting Acceptor v1.0
      • Microsoft Internet Explorer ver3.02 以上
    • クライアント側パソコンに必要なソフトウェア
      • Microsoft Windows NT 4.0 Workstation and Service Pack 2 & 3
        または,Microsoft Windows 95
      • Microsoft Internet Explorer ver3.02 以上

    A-2 データベース

     本システムでは,Microsoft SQLサーバーと Access97 データベースをODBCドライバー経由でネットワーク上で用いています.


    Back to Department HomePage

    Revised 23 March 1999