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特色GP 現代GP 燃料電池開発事業

燃料電池開発事業

大同大学を舞台に繰り広げられる、
国家的プロジェクト。

平成17年度から、大同大学を舞台に国家的研究開発事業がスタートした。この事業は、NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)の委託を受けて行なわれているもので、自動車用燃料電池実用化に向け、大同大学グループが全国を代表する研究機関として選ばれたのである。グループには立命館大学、三重大学、信州大学などの大学と複数の企業が参画。さらに、平成20年度には新たに家庭用燃料電池実用化に向けた事業もスタートした。日本エネルギー学会の取りまとめのもと、世界でもトップレベルの技術を有するシステムメーカーである、パナソニック、ENEOS、東芝、新日本石油、東京ガス、アイシン精機、富士電機アドバンストテクノロジーの7社に大同大学が肩を並べ、ALL JAPANともいえるメンバーで研究開発を推進する。
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燃料電池研究センター

概要(自動車用PEFC)
事業名/「NEDO固体高分子形燃料電池実用化戦略的技術開発事業」
研究期間/平成17年度〜平成21年度
研究区分/「基礎的・共通的課題に関する技術開発」

概要(家庭用PEFC)
事業名/「NEDO固体高分子形燃料電池実用化戦略的技術開発事業」
研究期間/平成20年度〜平成21年度
研究区分/「定置用燃料電池システムの低コスト化・高性能化のための電池スタック主要部材に
関する基盤研究開発」

研究内容
自動車用燃料電池開発事業は、2020年〜2030年での燃料電池自動車の普及実現をめざして、自動車用固体高分子形燃料電池に焦点を当てて展開されているプロジェクト。大同大学グループは、「水管理によるセル劣化対策の研究」に取り組んでいる。その目的は、燃料電池の劣化メカニズムを明らかにし、それに対する対策を示すこと。 家庭用燃料電池開発事業において、大同大学は、「不純物影響度のデータベース化および劣化メカニズムの解明」をテーマに、燃料、空気、加湿水、システムを構成する部材などから混入が予想される不純物種がおよぼす影響を評価し、家庭用燃料電池の高信頼化を目指す。

実践の背景
燃料電池の基本原理が考案されたのは、1839年のこと。実に160年以上の歳月を経て、ようやく現在、本格的な実用化の時代を迎えようとしている。現在は電気自動車用電源、家庭用電源、業務用電源などへの応用をめざして、さまざまなメーカーが開発にしのぎを削っている段階だ。自動車用燃料電池は、高温の砂漠地帯から氷点下の地域まで幅広い環境において高い耐久性が要求される。また、既に普及が始まりつつある家庭用燃料電池システムにおいては、今後、数多くの不純物種が家庭用燃料電池およぼす影響をデータベース化しておくことが必須であると言われている。

なぜ大同大学なのか?
自動車用燃料電池を実用化する上で特に難しいと言われているのが、発電時に発生する「水」の管理。この問題はこれまでも、劣化対策に取り組む上で、最も重要なテーマとされてきた。その「水」の問題に特化して研究を進め、高い実績を残してきたのが、大同大学。NEDO燃料電池開発事業の研究委託の決定は、これまでの本学の実績が高く評価された結果なのである。さらに、大同大学は世界最大規模である65台もの燃料電池発電評価装置を所有している。多種多様な状況下を想定した燃料電池評価を効率的に行い、研究加速に力を発揮する。 「来たるべき水素エネルギーの時代、すなわち燃料電池の時代は必ず訪れる。その時期をできるだけ早くすることが、私たちに課せられた使命」と、プロジェクトリーダーを務める堀先生。本格的な燃料電池実用化のための技術確立に向け、果たさなければいけない役割は大きい。
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    燃料電池用セル


燃料電池とは?
参考 燃料電池とは、水素と酸素を電気化学的に反応させることによって電気を発生させる新しい発電装置。発電効率が40%〜60%と高く、消費地に直接設置できるため送電損失がない。しかもコージェネレーション(熱・電気供給)用としても適していることから、省エネルギー効果 も期待できる。使用できる燃料は、天然ガス、メタノール、石炭ガスなど。地球温暖化、化石燃料の枯渇などの問題が深刻化しつつある中、石油に代わるクリーンなエネルギーとして大きな期待が集まっている。

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