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福祉環境専攻開設記念フォーラム |
本専攻のキーワードは、「福祉」「環境」「デザイン」の三つです。 「福祉」は、高齢者、障害者に対する庇護のイメージで、とかく捉えられがちなところがあります。しかし、「福祉」という語の本来は、憲法に「公共の福祉」という用い方が見られる例もあるように、広く人々の幸福(しあわせ)を意味します。「福祉」の意味を本来のかたちで捉え返そうとするところに、本専攻の一番の特色があると言えます。 人の生き方に標準というものはありません。人はそれぞれに、独自の定めと独自の思いを抱きながら生きています。目に見えない部分まで含めて考えるなら、だれが正常で誰が正常でないかなどと、なかなか言えるものではありません。そういう、本来個別な個人がそれぞれに個性的な幸福(しあわせ)を見つけることの難しいのが、工業化社会・消費社会などと呼ばれる現代社会の実情ではないでしょうか。なればこそ、「万人のための福祉」が求められなくてはいけないのだと思います。本専攻の根底にある考え方はこういうものです。 「環境」は定義不可能なほど幅の広い言葉です。本専攻が対象とする環境とは、住まいのインテリアとその関連というほどの範囲で、内部環境というところに力点があります。 以上を踏まえたうえで、本専攻の教育目標は、「福祉」のこころで「環境」を「デザイン」できる人、すなわち「福祉環境デザイナー」を養成するところにあります。 当然ながら、その目標を実現するのは容易なことではありません。前例がないだけに、試行錯誤という面を残しているのも否めません。とはいえ、検討に検討を重ね、教育の内容に工夫を凝らし、最善を尽くして教育方法を作り上げた積りです。 このフォーラムでは、教育目標と教育内容・方法について担当教員がプレゼンテーションを行い、大きな目的に向けた小さな一歩に弾みをつけるために、多くの皆様から批判と激励を賜わることを期待しております。 さらに、建築とは異なるデザインの分野で既に偉大な業績を築いておられる川崎和男氏をお招きし、基調講演をお願いすると同時に、専攻紹介のシンポジウムにも同席いただき、大所高所からのご指導を賜ります。
大同工業大学建築学科「福祉環境専攻」開設記念フォーラム ■テーマ : 「万人のための福祉 − いま要求される福祉環境デザイナー − 」■日時 : 2006年4月10日(月) 14:00〜16:20(終了後、懇親会あり) ■会場 : 大同工業大学 ゴビーホール ■申し込み :基調講演、シンポジウム(無料)の参加申し込み、および懇親会(3000円) の申し込みは forum2006410@yahoo.co.jp 宛てにお願いします。 プログラム
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