TOP > 学長メッセージ
DNAという言葉をきっと聞いたことがあると思います。簡単にいうと、遺伝子ということになるでしょうか?DNA解明の世界的権威である筑波大学名誉教授の村上和雄博士はこんなことを、その著書の中で言っておられます。「人間はもっている遺伝子情報以上のことはできない。ただし、ほとんどの人がもっている遺伝子は同じであり、眠っているか、起きているかの差である」。さらに、「ある環境に巡り合うと、それまで眠っていた遺伝子が、待っていたとばかり活発にはたらき出すことがある。そういうとき人は変わることができる」とも述べています。つまり、君たちが大同大学で学ぶ時、君のDNAが目を覚ます、私たちはそんな教育をめざしています。
具体的に言えば、学生一人ひとりのDNAを見つめ、その個性を最大限伸ばしていく教育です。学生たちは本学の教育に触れた時、ワクワクし、興奮します。このワクワクと興奮こそ、DNAを目覚めさせる特効薬なのです。そんな教育を実現するために、私たちは授業改革に取り組んできました。面白くて、面白くて仕方がない。だから興味が持てる、だから授業に出掛けたくなる。興味を持って授業に臨むと、学生たちの中に「何か」が残ります。その何かが、学生たちの人生を変えていくのです。すべての授業が型にはまったような、みんなが平均点70点をとれる授業ではつまらない。教員に個性があるように、授業にも個性がある。そんな多彩な授業の中から、学生は自分にピッタリ合う授業を見つけることができる。そんな授業を実現するために、もう何年も前から学生による授業評価、そして授業公開、授業研究という取り組みを続けてきました。専任の先生はもちろん非常勤の講師の方にも授業公開を義務づけています。つまり本学の教育と教員は、すべて同じベクトルを向いています。
学生一人ひとりの力を伸ばしていこうという理念を、学長である私と、大同大学で教育に携わるすべての先生方が共有しています。そういう環境の中で、学生たちはのびのびと、健やかに自分の好きなことに、思いきり向き合っています。それが大同大学の教育です。授業を変える、教育を変える、そして君たちのDNAを目覚めさせる、それが私たちの人づくりであり、次代を築く大学の進む道であると確信しています。
1938年北海道帯広生まれ、小学校から大学までを北海道で過ごす。
1965年、北海道大学博士課程を中退して 大阪大学基礎工学部に助手として赴任。69年には東京工業大学に転勤。工業材料研究所と応用セラミックス研究所の助手、 助教授、教授、所長を経て、1999年大同工業大学(現:大同大学)学長に就任。これまで宇宙開発事業団(現:宇宙航空研究開発機構)研究統括リーダーとして、スペースシャトルを利用した宇宙実験、国際宇宙ステーション計画などに参画して活躍。
現在も宇宙航空研究開発機構(JAXA)技術参与として、宇宙の産業利用についての推進役を担う。

大同大学学長
澤岡 昭

1970年にはアリゾナ大学客員助教授、 84年にはニューメキシコ工科大学客員教授も経験。航空パイロットのライセンスを持つ。著書も多数。
学会、海外、そしてマスコミでの澤岡学長の主な活躍
2010年11月
日本放送文化大賞ラジオ部門審査委員長を務める(2009年10月に次いで2回目)。
2010年8月〜11月
小惑星探査機「はやぶさ」の講演を、各地6ヶ所で行う。
2009年8月
CBCテレビ放送「さわやか対談」に出演。
2009年7月
ガンダム誕生30年記念イベントに出演。
2009年7月
NHKラジオ「私の一言!夕方ニュース」に出演、その後、8月と12月にも出演。
2009年6月
中日新聞文化欄「宇宙は手のとどくところに」に毎月1回の連載を開始。
2008年11月
名古屋産業人クラブ「創立50周年の集い」で記念講演。
2008年4月
天皇・皇后が主催される春の園遊会に招待(2回目)。
2007年4月
「電子・光材料―基礎から応用までー」出版(森北出版)。
2007年2月
飛騨市合併3周年記念特別講演。
2006年12月
東海ラジオ「小島一宏モーニングあいランド」に5日間連続出演。
2006年3月
自身が代表を務める「宇宙材料フォーラム」と宇宙航空研究開発機構(JAXA)主催による「宇宙ものづくりフォーラム」で、向井千秋宇宙飛行士と対談。中日新聞に記事掲載。
2005年7・8月
スペースシャトル「ディスカバリー」打ち上げに関連し、24本のテレビ番組に出演。NHK「ニュース10」、フジテレビ「めざましテレビ」「とくダネ!」、TBS「サンデーモーニング」「ブロードキャスト」、日本テレビ「Theサンデー」、テレビ朝日「スーパーモーニング」「スーパーJチャンネル」等。
2005年6月
ポーランド科学アカデミーより「国際貢献賞」を受賞。
2005年2月
日本経済新聞社出版「はじけるNAGOYA流」で「名古屋元気人」の一人として取り上げられる。
2004年9月
毎日新聞社主催「都市創造フォーラム・語らい座」でゲストスピーカーを務める。
2004年7月
「衝撃のスペースシャトル事故調査報告」出版(中災防新書)。