学生時代は、いろいろなロボットコンテストに出場するために、ロボットのフレーム、電子回路の設計、プログラムの開発とさまざまなことにトライしてきました。この活動から得た経験をまとめた論文が、2007年に、ロボット学会から論文賞を受賞しました。
人間の大脳は知能を、小脳は運動をつかさどると言われています。ロボットも同じです。どこへ行く、何を探すといった行動を決定する人工知能も重要ですが、ロボットの運動を制御するプログラムも同じように重要です。車輪ロボットが真っすぐ走ったり、歩行ロボットが転ばずに歩いたり、飛行ロボットが空中で静止したり、ロボットハンドが道具をつかんだりという運動は、ロボットに無くてはならないものです。そのような運動制御の研究をしています。
2001. 3 立命館大学 ロボティクス学科(学士)
2003. 3 立命館大学 理工学研究科 情報システム学専攻(修士)
2006. 3 立命館大学 総合理工学研究科(博士)
2006. 4 大同工業大学 講師
体操ロボットの制御、ロボットアームの制御、陸海空の無人機の開発
日本ロボット学会、計測自動制御学会、IEEE