尾形 和哉 教授 [Kazuya OGATA]

プロフィール

学歴
昭和63年 名古屋大学工学部電子機械工学科卒業
平成2年 名古屋大学大学院工学研究科電子機械工学専攻博士課程前期課程修了
平成5年 名古屋大学大学院工学研究科情報工学専攻博士課程後期課程修了

学位
平成5年3月 博士(工学) (名古屋大学)

現在までの経歴
平成 5年 4月 名古屋大学工学部助手
平成 9年 4月 名古屋大学大学院工学研究科講師
平成12年 9月~平成13年6月 カリフォルニア大学サンタバーバラ校 客員研究員

現在の研究テーマ

制御理論の研究を進めながら、機械系の制御性能の向上のための実験に取り組んでいます。機械系の運動解析、機構設計、製作、モータ制御系設計、画像処理、ロボットの自己位置推定、行動計画など、幅広い分野に取り組んでいます。

研究テーマの魅力

ロボットが工場の中で生産活動に携わるだけでなく、人間と共存し活躍するためには、人間と同じような認識技術と、しなやかな動作の実現が要求されます。特に、ロボットが今いる場所を正確に認識しないと、自身の行動決定ができません。さらに、人やモノと衝突しないよう行動したり、たとえ接触する場合でも過大な接触力を避ける必要があります。このような人に優しいロボットの制御技術を研究開発しています。

研究活動の詳細

http://kenkyu.daido-it.ac.jp/Profiles/1/0000049/profile.html

MESSAGE

在学生へのメッセージ

大学では専門分野の知識の獲得ばかりではなく、問題に直面したときに自分で考えて対処する力を養成してください。そのためには正確な理解・判断力や、それを他者に正確に伝えるコミュニケーション能力が要求されます。学生のときに良い文章をたくさん読み、じっくり考えることをお勧めします。

受験生へのメッセージ

皆さんは将来の夢や希望を語ることができますか?本当に面白いと思うことがありますか?将来の夢や希望を見つけるために、多くの体験をしてください。本をたくさん読んだり、友達や先輩や先生や家族とたくさん話をしたり、街へ出かけたり、手作りでモノを作ったりして、多くの実体験を積み重ねることができるように、前向きに行動しましょう。