大嶋 和彦 教授 [Kazuhiko OSHIMA]

プロフィール

学歴
昭和59年 名古屋大学 工学部 機械工学科 卒業
昭和61年 名古屋大学 大学院 工学研究科 機械工学専攻 博士前期課程 修了
平成元年 名古屋大学 大学院 工学研究科 機械工学専攻 博士後期課程 修了

学位
工学博士

現在までの経歴
平成元年 名古屋大学 工学部 助手~講師
平成7年 大同工業大学 工学部 助教授 着任
平成14年 Oregon State University 客員研究員(1年間)
平成17年 大同工業大学 教授

現在の研究テーマ

スマートマテリアルのロボットへの応用
大学院までは機械工学科で材料力学を学びましたが、教員になってからは趣味の電子工作を活かしてメカトロニクスや制御工学に研究範囲を広げました。現在はこれらの知識を融合して、圧電素子やナイロン繊維などのスマート・マテリアル(知能材料)のロボットへの応用(センサやアクチュエータへの活用)について研究を進めています。

研究テーマの魅力

「スマート・マテリアル」という言葉を知っていますか? 直訳すれば「賢い材料」です。
そのひとつに圧電素子というものがありますが、電圧をかけると変形するので極小ロボットの手足に使えます。
逆に、変形させると電圧を発生するのでセンサとしてロボットが接触した物体の形状や接触力を測定することができます。
また、釣り糸などに用いられるナイロン繊維をコイル状に巻くと、加熱によって伸び縮みする人工筋肉ができます。
複雑な機構や特殊な電子回路を持たない単純な材料そのものでロボットを造ることができる時代はすぐそこまでやってきています。

MESSAGE

在学生へのメッセージ

自分の人生を楽しめるように、自分自身に対して情熱を持ちましょう!

受験生へのメッセージ

いろいろなことに興味が持てるようになると良いと思いますよ。