学歴
平成16年 東京理科大学 工学部 機械工学科 卒業
平成18年 東京理科大学大学院 工学研究科 機械工学専攻 修士課程修了
平成21年 東京理科大学大学院 工学研究科 機械工学専攻 博士課程修了
学位
博士(工学)
現在までの経歴
平成21年 東京理科大学 工学部 機械工学科 助教
平成26年 大同大学 工学部 機械工学科 講師
平成27年 大同大学 工学部 機械工学科 准教授
現在に至る
・表面テクスチャリングを用いた摺動表面の性能向上
・室内環境におけるにおい分布への流れの影響(建築学科かおりデザイン専攻と共同)
・漁具の性能改善についての研究
・固体表面に衝突する液滴の飛散についての研究
様々なテーマで研究を行っていますが、現在は摩擦に関わる研究を主にしています。表面テクスチャリングは摩擦を有する面に幾何学形状を付与することにより、摩擦係数や負荷容量といった性能を改善することが出来ます。材料そのものの特性をそのままに表面の機能だけを変更することが可能で、さまざまな分野に応用が可能です。摩擦面はスケールが小さく、また金属同士をこする場合が多いので、中の状態を調べることが困難です。そこで、シミュレーションを用いて油の流動状態を可視化することによって研究を進めています。もちろんシミュレーションだけではなく実験と並行しながら、結果を積み重ねていく必要があり、一つの現象を2つの手法で研究していくことになるので、難しくも有りチャレンジングな課題です。
日本トライボロジー学会 学会誌編集委員、国内・国際会議実行委員、若手イベント実行委員長など
東海トライボロジー研究会 研究会会計幹事、国際シンポジウム実行委員など
日本機械学会 機素潤滑部門 運営委員会委員、関東支部卒業研究発表コンテスト審査委員など