杣谷 啓 准教授 [Kei SOMAYA]

プロフィール

学歴
平成16年 東京理科大学 工学部一部 機械工学科 卒業
平成18年 東京理科大学大学院 工学研究科 機械工学専攻 博士前期課程 修了
平成22年 東京理科大学大学院 工学研究科 機械工学専攻 博士後期課程 修了

学位
博士(工学)

現在までの経歴
平成22年4月~平成27年3月 東京理科大学 工学部一部 機械工学科 助教
平成27年4月~平成30年3月 海上保安大学校 海事工学講座 講師
平成30年4月~ 大同大学 工学部 機械工学科 准教授

現在の研究テーマ

精密工学と回転動力学を専門分野として、微細加工用精密ステージや精密加工用スピンドル、マイクロターボ機械用の軸受の研究・開発を行っています。特に、空気の力を用いて非接触で回転軸や直動テーブルを支持できる空気軸受と呼ばれる機械要素を中心に取り扱っています。

研究テーマの魅力

機械工学の中でも非常に応用・実用に近い分野である精密工学では、ものづくりの課題を解決するために自分が持ちうる知識・知見を総動員します。必要があれば物理・化学・電気電子・情報といった他分野の勉強もしなければいけません。そのように多方面から仕入れた知見を駆使して課題を解決し、新しいものを開発することは非常に楽しいことだと思っています。

MESSAGE

在学生へのメッセージ

専門科目を学ぶためには、高校までの基礎が非常に重要となります。もし基礎が不安な場合は早めに大学のサポートを活用してしっかり身につけましょう。基礎をしっかりと身につけ、様々な知識を吸収していくことで目に見える世界が広がっていくはずです。

受験生へのメッセージ

身の回りには様々な製品に満ち溢れていますが、どのように作られているのか疑問に思ったことはありませんか?機械工学科で学ぶことでその疑問を解消するとともに、新しい作り方を考えだすための基礎を身につけることができます。ものづくりに興味がありましたら、ぜひ機械工学科の門をくぐってみてください。