船橋仁奈准教授｜工学部建築学科インテリアデザイン専攻｜学部・教養部・大学院

プロフィール

学歴
平成11年　愛知工業大学工学部建築学科建築専攻　卒業
平成13年　愛知県立芸術大学大学院美術研究科デザイン専攻　修了

学位
芸術修士

現在までの経歴
平成14年　株式会社シーラカンスアンドアソシエイツ　入社
平成24年　NI&Co. Architects 一級建築士事務所　共同設立
平成29年　大同大学工学部建築学科　着任

現在の研究テーマ

建築・インテリア設計および地域社会との関わり方に関する研究
特に、人々が共有できる価値観の発見・創出を大切にしています。ごくあたりまえの風景の中にある「気づき」を明らかにし、そこに価値を見出したり、何をどのようにデザインしたらその「気づき」を多くの人と共有出来るのかなどを実空間および実社会において検証しています。

パサージュのある事務所／内観
パサージュのある事務所／外観
PIANO HOUSE K.448

研究テーマの魅力

この数年間、いくつかの街で景観委員を務めています。活気のある街では、そこを利用する人やそこに住む人が、街に対して多様な価値観を自ら見出そうとしています。その場所に存在する目に見えない価値を顕在化することは、その地域の新たな賑わいや活力を生み出す要因になると考えられます。私自身は、人々がその価値を共有するきっかけとなるような、モノやコトのデザインを大切にしながら設計活動を行っています。自己の感覚と他者の感覚を理解し、「共有出来る感覚」を身につけることは、あらゆる物事の基本であり魅力でもあると言えます。

MESSAGE

在学生へのメッセージ

様々なことに関心を持ち、取り組み、着実にコツコツと成功体験を積み重ねていくことが大切です。一見すると無駄だと感じるようなことも必ず何かの糧になりますし、小さな努力の積み重ねがいずれ大きな自信につながると考えています。

受験生へのメッセージ

私たちの日常をとりまく風景の中には、多くのデザインのきっかけが潜んでいます。そして、あらゆる分野の知識や経験が建築やインテリアのデザインソースとなります。大同大学で、たくさんの新たな経験や学びの時間を共有しましょう。