植田 俊明 教授 [Toshiaki UEDA]

プロフィール

学歴
東北大学工学研究科修士課程電気及通信工学専攻修了

学位
博士(工学)

現在までの経歴
昭和62年4月~平成29年3月 中部電力株式会社勤務 電力技術研究所などに所属
平成28年4月~平成28年9月 愛知工業大学 非常勤講師

現在の研究テーマ

ICT、IoTに代表される情報化社会の進展に伴い、電源としての電力への依存性はますます強まっています。落雷により停電すると工場の生産ラインが止まったり、家庭で電化製品が使用できなくなってしまいます。そのために雷の大きさや波形を観測したり、雷撃実験することで停電や設備故障を防ぐ研究を行っています。

研究テーマの魅力

近年は再生可能エネルギーとして風力発電の導入が進んでいますが、その風車の羽(ブレード)の高さは100mを越え、雷撃によりブレードが焼損してしまうという事例が、日本海側などで数多く発生しておりその対策は急務です。対策を検討するため、例えば鉄塔やブレード模型へ雷撃実験をすると、その雷放電はどれ一つとして同じ形のものはなく、放電現象として非常に綺麗で魅力的でもあります。

MESSAGE

在学生へのメッセージ

太陽光や風力など再生可能エネルギーの導入や電気自動車の開発実用化など世の中で電気の重要性がますます高まってきています。在学生は社会の期待に応えられるようにしっかりと電気の基本を身につけてください。

受験生へのメッセージ

大同大学はそれほど大きな大学ではありませんが、学生はキャンパスライフを十分楽しんでいるようです。教員も学生の授業や研究に熱意をもって取り組んでいますので電気電子に興味ある学生はぜひ志望校の一つとして考えてみてください。