加納 善明 教授 [Yoshiaki KANO]

プロフィール

学歴
平成11年 東京農工大学工学部電子情報工学科卒業
平成13年 名古屋工業大学大学院工学研究科博士前期課程修了
平成16年 名古屋工業大学大学院工学研究科博士後期課程修了

学位
博士(工学)

現在までの経歴
平成19年 名古屋工業大学 プロジェクト研究所プロジェクト 着任
平成21年 豊田工業高等専門学校 情報工学科 着任
平成28年 大同大学電気電子工学科 着任

現在の研究テーマ

産業設備や自動車、家電、情報機器に多用されているモータ、特に永久磁石モータとリラクタンスモータについて、それぞれの用途に適したモータの構造設計と制御法について研究を行っています。私が学生時代にモータの研究を行っていたときの最大の関心事は、省エネ・省資源(小型化)でありましたが、今もこの重要性は変わらないと思います。時代とともに要求される性能は高くなっていますが、何年経っても色あせない、原理原則から省エネ・省資源に適した本物のモータ技術の追求を目指しています。

研究テーマの魅力

モータは発明から200年が経過しようとしており、長い歴史を持っていますが、現在でも電力消費量の約50%がモータで消費されており、人類を支える重要な基盤技術となっています。歴史が古いゆえに、モータ技術はローテクと思われがちですが、省エネ・省資源、低騒音、制御性能が良いモータの開発はハイテクそのものであり、我々の生活をより豊かにできる夢があることから、モータの研究に取り組んでいます。

MESSAGE

在学生へのメッセージ

何事にも目的意識を持つこと。常に何のためにを考え、勉強や卒業研究に取り組みましょう。

受験生へのメッセージ

地球環境問題から、電気電子の分野の技術者・研究者が多く必要とされています。皆さんにこの分野に飛び込んでいただき、将来の世界を支えて欲しいと思います。